山室軍平の墓。


■やまむろぐんぺい 山室軍平

1872―1940年.岡山県に生れる.使命の場をたずねて上京,築地福音教会で入信,17歳の時*新島襄を慕って同志社に学ぶが,1895(明治28)年の日本*救世軍創設直後,日本人で最初の献身者となる.純粋な信仰と実行力に加えて,妻機恵子の協同により,「救霊にあらざる社会事業はなく,社会事業にあらざる救霊はなし」という創立者*ブースの精神を日本に生かし,日常生活における信仰実践の道を開拓した.善良な市民を世に送るという願いはその文筆活動にもあらわれ,『平民の福音』は現在525版を数え,英訳ともなり,また『民衆の聖書』各巻がある.今日救世軍の働きは山室に負うところが大きく,東洋人で司令官になった最初の人物であり,救世軍最高の栄誉である創立者章を受けている.→救世軍,ブース.(朝野 洋)
(いのちのことば社の「新キリスト教辞典」より引用)


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