内村鑑三の墓

■うちむらかんぞう 内村鑑三

1861―1930年.独立伝道者.*無教会主義を創始.札幌農学校で学び,17歳で受洗.後に渡米してアマースト大学に学び,シーリー総長の感化で回心を経験.第一高等中学校教員の時,「教育勅語」への不敬事件を起した(1891年).その苦悩の中で,『基督信徒の慰』(1893)を執筆.以後,キリスト教著述家として教界内外に大きな影響を与えた.また日露戦争時の非戦論は世論を喚起した.明確な福音信仰に立ったが,既成の教会を厳しく批判,「無教会主義」を唱えた.1900年以来「聖書之研究」誌を刊行.第1次世界大戦の折「再臨運動」を展開し,平和と神の国の完成をキリスト*再臨に求めた.ジーザスとジャパン(二つの「J」)を愛した,近代日本の典型的キリスト者.→無教会主義,日本の教会史,日本の宣教史.(小野静雄)
(いのちのことば社の「新キリスト教辞典」より引用)


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