新渡戸稲造の墓

■にとべいなぞう 新渡戸稲造

1862―1933年.教育者.札幌農学校で学び,15歳で受洗.渡米して,ジョンズ・ホプキンズ大学で学び,その間*クエーカーの信仰から影響を受ける.札幌農学校教授,第一高等学校校長,東京帝国大学教授.ことに東京女子大学の初代学長として,キリスト教育の分野で,深い影響を与えた.「太平洋の橋」となる使命感を抱き,国際連盟の事務次長も務めた.新渡戸の信仰は,厳密には*福音主義とは言えず,「内なる光」を信じるクエーカー派の個人的内省の宗教であった.日本の伝統的精神を諸外国に紹介する目的で記した『武士道』(1899)は,代表的著作.→日本の教会史,日本の宣教史.(小野静雄)
(いのちのことば社の「新キリスト教辞典」より引用)


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